寝屋川市「空き家税」は何が起きる?京都市との違いをやさしく整理

「実家、どうしよう…」と思いながら、気づけば数年たっていた。

空き家の相談現場では、そんな「迷ったまま気づけば時間が過ぎていたケース」をよく見かけます。

寝屋川市が検討する「空き家税」は、まさにその先延ばしに小さなプレッシャーをかけ、売る・貸すなどの行動を後押しする設計が報じられています。

ここでは京都市の制度との違いを整理しつつ、空き家ビジネスの視点で「どこに需要が生まれるか」を読み解きます。

京都市と寝屋川市、どこが違うのか(現時点の整理)

寝屋川市の動きは、先行する京都市と比べて制度設計の思想が違う、と読み取れます。

① 対象エリアの考え方(限定か、全域か)

京都市は対象を「市街化区域」に限定する考え方が示されています。一方、寝屋川市は市内全域を対象にする方向で検討中とされています。
対象が広いほど「自分の物件も対象になるかも」という相談が増えやすく、啓発・伴走支援の需要も広がります。

② 判定軸の違い(生活実態か、行動か)

京都市は「生活の実態があるか」を軸に判定する考え方が特徴です(住民票の有無だけで決まらない可能性がある、という設計)。
一方、寝屋川市は「売る・貸すという行動をしているか」を重視する思想が強い、と報じられています。これは“市場に出す気があるなら課税しない”というメッセージになりやすい反面、行動の証明(募集状況、媒介契約、賃貸募集の実態など)をどう扱うかが実務論点になります。

③ 税額設計の違い(独自算式か、上乗せ型か)

京都市は独自の計算式(家屋価値+立地・床面積などを組み合わせた設計)が示され、かなり緻密な方向です。
寝屋川市は、固定資産税に30〜50%を上乗せする形を検討、と報道されています。たとえば固定資産税が年10万円なら、上乗せ3〜5万円というイメージです。

※いずれも検討・報道段階のため、今後変更される可能性があります。

空き家管理士協会は、空き家の可能性に挑戦します。

この記事の背景や現場目線の補足は、ぼくの空き家ビジネスnoteで詳しく解説しています。

クレジットカード
2019年3月より、一般社団法人空き家管理士協会の皆さんの年間登録料のクレジットカード支払いが可能となりました。利用できるクレジットカードはVisa,Master,JCB,Amex,Dinersです。ぜひご利用ください。
商標登録証サムネイル
空き家管理士」は一般社団法人 空き家管理士協会の登録商標です。
【登録第5722840号】
リーガルプロテクト
会員の皆様に安心して活動して戴ける環境作りを目指し、一般社団法人空き家管理士協会は「弁護士法人ベリーベスト法律事務所」と顧問契約をしております。