実家の空き家に25年で1800万円。この話が空き家ビジネスの入口になる理由
じつはこの話題を見るたびに10年ほど前のことを思い出すんです。
当時、ぼくはニッポン放送のラジオ番組に15分程度ですが3か月間週一で出演していたんです。
その時に一度ニッポン放送のエレベーターの中で松本明子さんと一緒になったんですが、同じ香川県という事で声をかけようかなあ…って思いつつもスタッフの方とお話していたので何もアクション出来ずじまいでした。
そのあと、松本さんが実家の空き家問題に悩んでいたという話を聞き、あの時声をかけて、「香川県で空き家管理士として活動していいるんです」とご挨拶していればまた違った展開になっていたかも…って自分のコミュ障を恨んだものです。
実家が空き家になったとき、多くの人はすぐに売るわけでも、活用するわけでもありません。
思い出がある。兄弟とも整理できていない。遠方で動けない。
だから、とりあえず維持する。これは珍しい話ではありません。
ただ、その「とりあえず」の裏側には、固定資産税や草木の管理、見回り、修繕など、静かに積み上がる負担があります。
ここに、空き家ビジネスの大きな入口があります。
空き家問題は、単なる不動産の話ではありません。
所有者の感情と現実の間にある「動けなさ」を支える仕事として見ると、市場の見え方が変わってきます。
話題になった「空き家の維持費」は、特別な話ではない
「実家の空き家に25年で1800万円かかった」という話を聞くと、多くの人が驚きます。
でも、空き家の現場に関わっていると、これは極端な例というより、むしろ“見えにくかった現実が表に出た”話として受け止めるべきかもしれません。
空き家には、固定資産税だけではなく、火災保険、草刈り、庭木の剪定、郵便物の確認、換気、通水、簡易清掃、見回り、必要に応じた修繕など、さまざまな維持コストが発生します。
しかもやっかいなのは、その多くが一度に大きく出るのではなく、少しずつ積み上がることです。
月ごとの負担は見過ごせても、年単位、10年単位で見ると重くなる。
ここに、空き家管理というサービスが必要とされる背景があります。
この記事の背景や現場目線の補足は、ぼくの「空き家ビジネスnote」でも解説しています。
















