なんと4割が「実家が空き家になる」

トピックス2019年1月4日

不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社が、査定サイトを利用した30歳以上の男女全国247人を対象に「実家が空き家になる可能性」について調査を行ったところ、「将来、実家が空き家になるかも」と答えた人が4割にも達したということです。

スマイスターの利用者に「実家が空き家になる可能性」を聞いたところ、『ある』(30.4%)、『ない』(58.7%)、『既になっている』(9.7%)、『賃貸だからならない』(1.2%)となり、40.1%の人の実家が空き家の危機にさらされていることがわかりました。

つぎに、実家が空き家になる可能性が『ある』または『既になっている』と回答した人に、「実家が空き家になる理由」を聞きました。最も多かった回答は『将来、住む予定がない』(73.7%)となり、以下『老朽化』(24.2%)、『管理ができない』(16.2%)、『建替えができない』(8.1%)、『場所的に需要がない』『固定資産税を払いたくない』(共に6.1%)、『取り壊しができない』(3.0%)とつづきました。また、『その他』(5.1%)には、『実家で一人暮らしのため』や『区画整理にかかっているので、売却できるかわからない』などの回答がありました。

では、もし実家が空き家になったらどうするのでしょうか?『まだわからない』(39.8%)が最多でしたが、具体的な方法では『売却する』(32.8%)が多く、つづいて『親族に住んでもらう』(11.9%)、『賃貸に出す』(7.4%)となりました。また、「実家が空き家になる可能性があるまたは既になっている」人では、『親族に住んでもらう』はわずか1.0%しかいませんでしたが。「実家が空き家になる可能性がない」人は19.3%もいました。

今後加速していく空き家の数、空き家になっても、どうすればいいか分からない人が多いという事が分かります。

なんとなく多いだろうなとは思っていましたが、4割となると根本的な対策を考えないといけない時期がきているといえますね。

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