古民家再生の市場規模

トピックス2021年10月24日

ここでいう古民家とは一般的に1950年以前に建てられた木造の住宅です。

平成20年には約180万戸あった古民家が平成25年の5年間に約23万戸減少、つまり解体されたという事で13%もの古民家が姿を消しました。

ちなみに古民家が多いのは、古い歴史がある近畿地方で、大阪府、兵庫県、京都府の3府県がそれぞれ1位、2位、4位を占めています。

3位は愛知県、5位には広島県が入るというところ、ゲストハウスと相性のよさそうな地域に古民家が多いということから、これからゲストハウス活用進みそうです。

空き家管理をしているとこういった古民家を探している方からのお問い合わせも多くいただきます。古民家カフェをしようと思っているかた、レストランとして使いたい方、ゲストハウスとして使いたい方などいろんな方が古民家を活用したいとおもっています。

そんな古民家再生の市場規模はどのくらいあるのでしょう。

まず住宅・土地統計調査によると平成25年時点で古民家(1950年以前に建てられた木造建築)の建物は全国に1,566,200戸あります。

それに25年の空き家率13.5%をかけると211,437戸となります。

つまり全国に約21万戸の空き家になっている古民家があると推計します。

それに公表されている戸建てリフォームの平均金額8,385,000円をかけ、建物滅失率0.2%を引いた99.8%をかけると1,769,353,446,510円約1.8兆円の市場規模と推計されました。

実際に古民家を活用してお店などにリノベーションする場合はこの想定以上のリフォーム代がかかると思われるので実際には2兆円以上の市場規模ではないでしょうか。

詳しくは日本政策投資銀行のレポーでご確認ください。

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