空き家問題とデジタル終活とは。
今朝のZIPでデジタル終活についての特集が放送されていましたね。
まさにスマホ時代の新しい問題なんですが、そもそもデジタル終活とはどういったことなんでしょう。
デジタル終活とは、スマートフォンやパソコン、クラウドに保存されたデジタルデータを生前のうちに整理しておくこと。
スマートフォンやパソコン、デジタルカメラなどデジタル機器の中に入っているデータやクラウド上のデータについて、あらかじめ処理の仕方などを考え準備しておくことです。
実は以前、今回のデジタル資産の整理・保管・継承を目的としたデジタル終活支援サービス「Digital Keeper」を運営する株式会社デジタル金庫と、一般社団法人空き家管理士協会は業務提携契約を締結しました。
両社の連携を強化し、社会課題となっている「デジタル遺産」の問題や、増加する「空き家問題」の解決に取り組んでいます。
業務提携により、デジタル金庫と空き家管理士協会は、相互のユーザーや顧客に対し多方面で支援を行うことを目的に、以下の新たな活動に取り組みます。
・相続を経験した空き家オーナーに対する「デジタル資産対策」の案内
・ 「Digital Keeper」のユーザーや継承人に対し、デジタル金庫と空き家管理士協会に所属するパートナー企業が共同で顧客サポートと管理を行う。
例)「見守りメール」を活用した空き家オーナーの生存確認や、空き家の発生・管理・処分に関する相談対応や死後事務サポートなど
・「Digital Keeper」のサービスを活用した「空き家管理専用ツール」の開発
・新たな空き家の発生を未然に防止する策として、円滑な「実家じまい」をサポートする仕組みづくりの検討。
空き家管理士協会では、協会に所属するパートナー企業が空き家管理と空き家オーナーへの定期報告を担っています。空き家オーナーへの定期報告は、空き家の修繕記録などを積み上げるものとして、空き家売却時の資産価値低下の防止に寄与するなど重要なものです。
空き家管理士協会では、万が一、パートナー企業の経営者や空き家オーナーに不測の事態が起こった際の円滑な引き継ぎ体制を構築する必要があったことから、「Digital Keeper」のサービス活用が最適であると判断しました。
空き家のオーナーは個別で自宅を所有していて実家が空き家状態にある個人がメインです。一方、デジタル金庫が運営する「Digital Keeper」のメインターゲットはスマホ保有者かつデジタル資産をスマホにて管理している個人です。
双方の年齢層は、両親や親族の相続を経験した60~80代や近い将来に相続に直面する可能性が高い40~60代とほぼ一致していることから、両社のサービスを連携することで、互いにさらにきめ細やかなサービスの提供が可能であると考えました。
こちらのプレスリリースは☆☆☆でご確認ください。
空き家の可能性に挑戦。
https://www.akiyakanrishi.org/