空き家に7割関心なし 岡山大研究室が住民アンケート
トピックス2019年1月28日
岡山市北区の京山、岡北地区住民の約7割が、治安や景観の悪化につながる空き家の問題に関心がない―。岡山大地域環境計画学研究室のアンケートでこんな結果が出た。両地区には計600棟超の空き家があり、同研究室は「地域に眠る貴重な資源」として、活用策を考える材料にしてもらおうと住民向け座談会を開き、結果を説明した。
昨年10~11月、大学に近い両地区で無作為に選んだ1500世帯を対象とし、556世帯から回答を得た(回答率37%)。空き家問題への関心を尋ねたところ「深く考えたことがない」が最も多く57%。「なんとなく聞いたことはある」と「考えたことがない」を合わせ、72%が関心を持っていなかった。
一方で空き家を所有していると仮定し、活用したいかを聞くと「積極的に」と「条件次第で」を合わせて86%が前向きな意向を示した。
まだまだ関心が低いようです。。