空き家を「物置」としての有効活用。
トピックス2019年5月4日
都内や地方でも都市部ではこのようなニーズが結構ありそうです。
民泊やゲストハウスなどに比べて初期投資がいらないのが魅力。
いろんな人の目があることで防犯にも役立ちそう。
これから先シェアリングエコノミーに興味はあるけど実際にどうなの?って方は気軽に試してみてはいかがでしょう?
最近では、空き家や空き地活用の選択肢が増えている。利益を生み、地域活性化にも役立つ方法はたくさんある。
まず、自宅の一室や空き家を「物置」として貸し出すのはどうだろう。
モノオク(東京都渋谷区)は2018年4月から、荷物を置きたい人と貸したい人をインターネット上でつなげるサービスを手がけている。
登録は無料。すでにスペースは全国で2500カ所近くあり、うち半数程度が首都圏だ。住宅の種類別にみると、空き家は全体の2割弱という。
代表取締役の阿部祐一さんは「子供が巣立って空いた部屋を登録する人もいる」と話す。
利用例として目立つのは、自宅の建て替えやリフォーム、引っ越しで入退去のタイミングが合わず一時的に荷物を置く、など。
荷物は、ほとんどが宅配や配送サービスで到着する。
基本的に依頼者と直接、顔を合わせることはない。ただ、荷物到着時に立ち会いが必要になる。
利用プランは、保管期間一括と、毎月ごと契約更新の2つ。気になる利益だが、都内の一軒家を貸している人の中には、毎月10万円利益を得ている人もいるという。
収入の目安は、1畳あたり5000~6000円。必ず利用者が見つかるとは限らないものの、他の空き家活用と比べて、リフォームなどの初期投資が不要な点がメリットだ。