二地域居住の広がりで、空き家管理に求められる新しい役割

二地域居住が広がるいま、何が起きているか

二地域居住で変わる空き家管理の役割

二地域居住で変わる空き家管理の役割

JALは二地域暮らしのプログラムやマイルを使った支援を、ANAは地域体験と航空移動費のサポートを組み合わせた「お試し二地域プラン」を展開しています。

国土交通省も、2026年度に先導的プロジェクト実装事業の公募を続けており、官民で受け入れ体制をつくる動きが進んでいます。

ただ、参加した人がその後も長く通い続けているかどうかは、まだ十分に検証されていません。

続けるための三つの条件と、事業者の出番

移動・住まい・関係

二地域居住が続くには、無理なく行き来できる「移動」、安心して滞在できる「住まい」、通う理由になる「関係」の三つがそろう必要があります。航空会社が担うのは主に移動の部分です。住まいと関係は、地域の側で支える領域になります。

「泊まれない実家」という現実

所有者からは、「実家があるのにホテルに泊まっている」という声も聞こえてきます。

しばらく使っていない家では、給水管の濁りや寝具の湿気など、すぐには泊まりにくい状態になりがちです。

使っていない期間の通水、換気、清掃が続いているかどうかで、「戻ってすぐ泊まれる家」になるかどうかが変わる可能性があります。

事業者が今のうちに準備しておきたいこと

管理を「人が戻れる状態の維持」として設計する

空き家バンクへの登録で終わりにせず、使っていない期間の管理まで含めて提案できると、所有者にとっても利用者にとっても安心材料になります。

異業種と組んで一つのサービスにする

移動は航空会社、仕事や地域活動との接点は自治体、住まいの提供と管理は地域の事業者が担う。

不動産、リフォーム、清掃、介護など、それぞれの強みをつなぐことで、新しい需要に応えられる余地が生まれます。

介護・実家管理で通う人も視野に入れる

親の介護や実家の管理のために地方へ通い続けている人も、実態としては二つの地域とつながっています。

ケアマネジャーや士業との連携の中で、こうした方々の「住まいの管理」を支える場面も増えていくと考えられます。

空き家管理士協会は、空き家の可能性に挑戦します。

この記事の背景や現場目線の補足は、ぼくの「空き家ビジネスnote」でも解説しています。

クレジットカード
2019年3月より、一般社団法人空き家管理士協会の皆さんの年間登録料のクレジットカード支払いが可能となりました。利用できるクレジットカードはVisa,Master,JCB,Amex,Dinersです。ぜひご利用ください。
商標登録証サムネイル
「空き家管理士」は一般社団法人 空き家管理士協会の登録商標です。
【登録第5722840号】
リーガルプロテクト
会員の皆様に安心して活動して戴ける環境作りを目指し、一般社団法人空き家管理士協会は「弁護士法人ベリーベスト法律事務所」と顧問契約をしております。