空き家管理の具体的な作業内容(室内・屋外の点検項目)
屋外の点検:建物全体の安全性を確認する
空き家の劣化を防ぐためには、まず外周をぐるっと一周して点検することが大切です。
裏手や隣との境界、物置なども含め、ガラスの割れやドアの破損、侵入跡がないかを確認してください。
庭木の枝の伸びや雑草の繁茂は、近隣トラブルの原因になるだけでなく、不審者の隠れ場所になるため定期的な清掃と整理が必要です。
屋根や外壁にひび割れがないか、雨樋の詰まりがないかも重要な点検項目です。
そして侵入の形跡など不審な点があれば、すぐに警察に連絡してください。
室内の点検:シロアリと雨漏りは最優先
家の中に入ったら、まずにおいをかいでください。カビ臭や獣臭は、湿気や害虫・害獣の侵入を示す信号です。
特に重視すべきは、シロアリと雨漏りの確認です。
春先から夏ごろにかけて、床や窓辺シロアリの羽が落ちていないかを調べてください。羽を見つけたら、早急に専門業者で駆除対応が必要です。
シロアリは建物の構造を著しく劣化させるだけでなく、近隣家屋にまで被害が広がることもあります。
天井や壁のシミ、黒ずみはカビや雨漏りの兆候です。床が不自然に下がっている箇所がないかも確認しましょう。
通水と通風:建物を長く守るための基本作業
トイレやキッチンの蛇口をひねり、水を流す「通水」作業は、配管の錆や臭気防止に欠かせません。
定期的な通風・換気により、湿度を下げることでカビやシロアリ発生を抑制できます。
郵便受けの確認や、スマートフォンで気になる箇所を写真に記録することで、劣化の進行状況を把握できます。
気になった部分にメジャーを当てて撮影すれば、次回訪問時の比較が容易になります。

















