中古住宅が売れにくい理由。。

トピックス2019年7月13日

「売るに売れない」空き家が首都圏でも増加 広さ半分の新築一戸建てに負ける理由。という見出しで書かれたこの記事。 中古物件がなかなか売れない理由をわかりやすく解説してました。

建物が古い中古一戸建ては、住宅ローンが組みにくい。築30年を超えるような古い一戸建てであっても、建物によってはまだまだ現役。が、住宅ローンを組むときには耐震基準に適合しているかどうかが問題になる。その証明を求められることが多く、適合証明を取るには30万円程度の費用がかかる。それだけの費用をかけても、適合証明を取得できなければ無駄金となってしまう。そして、実際に適合証明取得不可のケースが多い。だから、ローンを組んで中古一戸建てを買おうとする人は二の足を踏んでしまう。

 その点、新築の建売住宅であれば、住宅ローンがすんなり利用できる。だから、土地面積が狭くなっても、新築の建売住宅のほうが売りやすいという事情が生まれてしまうわけだ。

首都圏だけでなくともこういった理由で中古住宅が売れにくく結局解体して更地にして放置・・。ということも多い。

また、登記が古く隣地との境界が曖昧なままの物件なども住宅ローンが利用できず結局そのままになってしまうことも。

新築に関して優遇措置ばかり目が行くところですが、実際に中古物件を流通させようとしたときのハードルを下げる措置も議論するべきところですね。

くわしくはこちらの記事もご覧ください。

 

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