リースバックとは? 2026年10月施行の国交省ガイドラインを事業者向けに整理

ガイドラインは何を求めているのか

リースバック新ガイドライン(2026年10月施行)と事業者の留意点

リースバック新ガイドライン(2026年10月施行)と事業者の留意点

今回のガイドラインは、リースバックを禁止するものではありません。宅地建物取引業法をリースバックにどう当てはめるかを、国があらためて示したものです。

売買だけでなく、賃貸の条件まで

契約期間、家賃、修繕費の負担、買戻しの条件など、売却後の暮らしに関わる事項についても、誤解のないように説明することが求められています。

不適切な勧誘の防止

断った相手へのしつこい勧誘など、高齢者の判断を急がせる営業を防ぐことも柱のひとつです。

国民生活センターは、80歳代の方が長時間の勧誘のすえに契約し、解約時に手付金の返還と違約金で計100万円を求められた事例を紹介しています。

顧客が見落としやすい3つのリスク

  • 住める期間: 定期借家契約(期間が来たらいったん終わる契約)の場合、再契約は貸主との合意しだいになる可能性があります。
  • 資金の減り方: たとえば1,400万円で売却し、家賃が月10万円なら、約11年8か月で売却代金が家賃に消える計算です(仮定の数字です)。
  • 買戻し: 特約があっても、価格や期限によっては現実的でない場合があります。

空き家予防との関係をどう見るか

国はリースバックに、空き家の発生を防ぐ効果も期待してきました。

売却後の住宅は事業者が再販売や賃貸に回すため、放置されにくいのはたしかです。

ただ、空き家にならなかった代わりに住まいを失う人が出るなら、それを予防の成功とは言いにくいと、ぼくたちは考えています。

事業者に生まれる新しい役割

地方では、そもそも売却が難しい住宅も少なくありません。

だからこそ、売る・残す・借りる・住み替える、そしてリバースモーゲージなどを並べて、中立に一緒に考える「住まいの相談役」が求められていきます。

空き家管理士協会は、空き家の可能性に挑戦します。

この記事の背景や現場目線の補足は、ぼくの「空き家ビジネスnote」でも解説しています。

クレジットカード
2019年3月より、一般社団法人空き家管理士協会の皆さんの年間登録料のクレジットカード支払いが可能となりました。利用できるクレジットカードはVisa,Master,JCB,Amex,Dinersです。ぜひご利用ください。
商標登録証サムネイル
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【登録第5722840号】
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